98年3月21日、その年のＪリーグが開幕。
横浜マリノスはライバルチーム横浜フリューゲルスと対戦した（試合はフリューゲルスの勝利）。友達数人は自由席で観戦したが、私は指定席だった。私がチケットを買った当時は「月１、２回観戦できればいいかな」くらいに考えていたし、並ぶ必要がないので指定席を好んでいたのだが、ダイナスティカップでゴール裏の楽しさを知った後だと、指定席で大人しく見ているのがどうにも物足りなく感じてしまう。仲間との交流と共に観戦回数もどんどん増え、応援すればするだけマリノスに愛着が湧いたし、見れば見るだけサッカーを見る目も養われていき、ますます楽しくなっていく。何よりも、城のプレーが見たかった。

そしてサッカー漬けの日々が始った。