主演：レオン・ライ、テレサ・リー（李綺虹）、ジェシカ・ツァン（宣萱）、羅家英、ルイス・クー（古天楽）、
レオン主演とは気づかずに、７回分くらい見逃してしまった…。
レオンが高校教師に扮するスクールドラマ。
●あらすじ●
広告界を不本意な形で辞めた祝大保（レオン）は、１０年来の女友達、章心怡（ジェシカ）から代用教員の職を紹介してもらい高校教師となるが、私生活では両親の別居問題に悩まされ、学校では生徒達の反発に合ったり、問題児の起こす事件に巻き込まれたり様々なトラブルの連続だった。誠実に生徒達に向かううちに、彼らも大保に対して素直になっていく。
一方、大保の妹に恋人が出来るが、元彼女のスクールカウンセラー方同心（テレサ）が大保の学校に赴任したことで関係がこじれる。しかし同心は身を引き、やがて、大保と親しくなっていく。心怡は婚約者の性格に付いていけず破談となり、自分が本当に愛しているのは大保だと気づくが、順調に交際を続ける同心と大保を見て苦悩する。その頃、大保の父親は同心の叔父に投資していたが、同心の叔父は逃亡、騙された父親は莫大な負債を抱え込んでしまう。詐欺事件とは無関係の同心を、大保の祖母が激しく叱責、責任を感じた同心は大保の前から姿を消して行方不明になる。落ち込む大保。心配した生徒達も同心を探すが見つからない。そして広告界へ戻る誘いを受けた大保は、教員を辞めることを生徒達に告げる。動揺した生徒達は必死に引き留めるが、広告界に未練を残す大保にとって最後のチャンス、決意は固かった。
最後に生徒達と思い出の場所に出掛けると、そこで同心の姿を発見。逃げようとした同心も、生徒達から大保の落ち込んだ様子を聞いて思い直す。祖母も同心に謝罪し、父親と母親の仲も修復され、家の中には明るい笑い声が戻っていた。
そして最後の授業、落ち込んだりふてくされたりする生徒達に、大保は教師を続けることを宣言するのだった。
●レオンのツボ●
学園物で、恋愛問題、家族問題もあり、また盛りだくさんな内容だった。
レオンは爽やかな好青年役だけど、『天使の涙』の時期と近いから、微かに殺し屋役と髪型や顔の輪郭が似てて嬉しい♪生徒とキャンプファイヤーを囲んでギターを弾きながら歌を歌う場面（青春だな〜笑）なんかもあって、甘い歌声も聞ける〜！二人の女の間で揺れるエピソードでレオンの色男ぶりが見られる。中国語字幕なので、微妙なところは分からないけど、病院のベッドで眠る大保（レオン）を看病しながら心怡が思わず本音を漏らしたとき、実は目覚めていた大保が彼女の独り言を聞いてしまう、という場面、レオンの顔がアップになって目を開けるところ、すごく切なかった…。演技に関しては「地のまま」とか言われるけど、何気ない眼差しが何とも言えない揺れる感情を表していて、こういう表情好き。
レオンが先生だったらカッコイイなぁ。でも実際の私は、こういう爽やか教師には逆に胡散臭さを感じるひねくれものだったけど。